GRBゼミ

日時:毎週月曜日午後3時30分より
場所:5階中村教授室(537)


2009年度後期

2010/3/29

二つ目?の低光度 GRB 100316D=SN 2010bh(全員)

http://www.mpe.mpg.de/~jcg/grb100316D.html

もう一つlow luminosity GRBが先週見つかった。 z=0.059、E_iso~3x10^49 erg/s、1000 sec近くまでダラダラ落ちるlight curveはGRB 060218と似ている。 しかし付随したSN 2010bhはhypernova級。さらに-2000 secまで遡ってprecursor放射がある? また変なのが出てきたぞ。


GeVスペクトルにbreakがあるGRB 090926A(全員)

林田講演@物理学会、大野&上原講演@天文学会

LAT GRBでスペクトルにハードな別成分があり、かつbreakがあるものが見つかった。 gamma-gamma吸収と解釈するとGamma~630と求まる。これはあくまで20 sec以内の (おそらくprompt成分の)話で、それ以降(おそらくafterglow成分で)は より高エネルギーまで延びていそう。


Telescope Arrayの最新結果:FD stereoによるX_max公表、けどSDスペクトルの発表なし(井上)

多米田講演@物理学会他

なぜかSD+FD hybridではなく、FD stereoによるX_maxの結果発表があった (前者の方がshower reconstruction精度もよく、イベント数もずっと多いはずなのに)。 真に受けるとAugerのX_maxと食い違っていてprotonに近い? まあhybridの結果を待ちましょう。 それにそもそも今回もSDスペクトルの発表なし(えええ〜〜そんなんあり〜?)。 FDのみのしょぼしょぼスペクトルの発表はあった。


2010/3/15

Fermi GeVガンマ線背景放射によるGZKニュートリノへの制限(井岡)

Berezinsky et al. arXiv:1003.1496 [[Media: ]]

コメント


超高エネルギーでの陽子-原子核反応断面積の不定性(井岡)

Portugal & Kodama arXiv:0910.3701 [[Media: ]]

コメント


GRBで陽電子超過と511 keVを同時に説明できるか(井岡)

Calvez & Kusenko arXiv:1003.0045 [[Media: ]]

コメント


GRB GeV強度の分布の意義(井岡)

Guetta, Pian & Waxman arXiv:1003.0566 [[Media: ]]

コメント


Fermi GRB観測のハイライト(井上)

Granot arXiv:1003.2452 [[Media: ]]

コメント


パルサー風星雲 Vela XのFermi観測(川中)

Abdo et al. arXiv:1002.4383 [[Media: ]]

コメント


パルサー風星雲 Vela XのAGILE観測(川中)

Pellizzoni et al. 2010, Science 314, 439 [1] arXiv:0912.2921 [[Media: ]]

コメント


2010/3/1

z=6.7 GRB 080913の残光スペクトル再解析によるIGMへの制限(井岡)

Patel et al. arXiv:1002.4663 [[Media: ]]

コメント


ジェットのエンジンとしてのブラックホール研究会の報告(村瀬)

[[Media: ]]

http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~kmurase/BH10.html


中性子星から求めた核物質状態方程式(村瀬)

Özel, Baym & Güver arXiv:1002.3153 [[Media: ]]

コメント


超新星の早期UV/optical放射(村瀬)

Rabinak & Waxman arXiv:1002.3414 [[Media: ]]

コメント


VelaパルサーのFermi/LAT一年目観測(井岡)

Abdo et al. arXiv:1002.4050 [[Media: ]]

コメント


2010/2/22

Augerによる最高エネルギー宇宙線の組成観測(と異方性観測の間違い自白)(井上)

Pierre Auger Collaboration arXiv:1002.0699 [[Media: ]]

AugerによるエアシャワーのX_max(ピーク時の深さ)の平均とその分散の観測データが、 エネルギーが10^20 eVに近づくにつれ組成が重たくなるのを支持していることはすでにICRCやTeVPAなどで報告済み。 この論文一番のポイントはAuger自身の2007年AGN相関Science論文 [2] を引用していない(=自らやばいことを認めた)こと。

追記: 異方性間違いの自白はNature News 463, 1011 [3] にも。


~TeV宇宙線の非等方性(井岡)

Amenomori et al. 2006, Science 314, 439 [4] Abdo et al. arXiv:0806.2293 他 Media:CRaniso1.pptx

コメント


GRB GeV放射の光球+内部衝撃波モデル(井岡)

Toma, Wu & Meszaros arXiv:1002.2634 [[Media: ]]

コメント


2010/2/8

WMAP 7年目結果の解釈(井岡)

Komatsu et al. arXiv:1001.4538 [Media: ]]

コメント


WMAP 7年目の前景放射 (haze)(井岡)

Gold et al. arXiv:1001.4555 [Media: ]]

コメント


親星内ジェット伝播と時間変動(井岡)

Morsony, Lazzati & Begelman arXiv:1002.0361 [Media: ]]

コメント


LAT GeVパルサーによる陽電子への寄与(井岡)

Gendelev, Profumo & Dormody arXiv:1001.4540 [Media: ]]

コメント


Fermi haze: ミリ秒パルサー vs ダークマター(井岡)

Malyshev, Cholis & Gelfand arXiv:1002.0587 [Media: ]]

コメント


GeV-TeVガンマ線研究会@ドイツRingberg (The GeV to TeV Connection) の報告(井上)

The GeV to TeV Connection [[Media: ]]

Fermiの>10 GeVや>100 GeVでの全天マップ (やっぱりhazeが見える?)、SNR RX J1713周囲の謎のhot spot、 星団Westerlund 2にパルサー星雲が見えて残念 (?)、HESS-IIの気の毒な状態、などなど。


2010/1/25

642日後までのX線残光観測(井岡)

Grupe et al. arXiv:0903.1258 [Media: ]]

コメント


パルサー風星雲と超新星残骸とTeV放射の位置がずれている?(井岡)

Abdo et al. arXiv:1001.0792 [Media: ]]

コメント


見えない超新星発生率を探る(諏訪)

Lien, Fields & Beacom arXiv:1001.3678 [Media: ]]

コメント


相対論的衝撃波における電子シンクロトロン放射の最高エネルギー(山崎)

Kirk & Reville arXiv:1001.0687 [Media: ]]

コメント


超新星残骸ガンマ線放射の陽子起源モデルは棄却されたのか?(山崎)

Ellison et al. arXiv:1001.1932 [Media: ]]

コメント


2010/1/18

原始銀河同士の衝突シミュレーションでSupermassive BH形成をみた(村瀬)

Mayer et al. arXiv:0912.4262 [Media: ]]

コメント


銀河中心磁場は50micro G以上(井岡)

Crocker et al. arXiv:1001.1275 [Media: ]]

コメント


パルサーから出た電子・陽電子のシンクロトロン放射(村瀬)

Kelso & Hooper arXiv:1001.1749 [Media: ]]

コメント


相対論的衝撃波からエスケープした宇宙線のスペクトルはハード?(村瀬)

Katz, Meszaros & Waxman arXiv:1001.0134 [Media: ]]

コメント


第1世代星の超新星爆発による磁場生成(村瀬)

Miniati & Bell arXiv:1001.2011 [Media: ]]

コメント


ケプラーの初期成果(山崎)

Borucki et al, Science, in press [5] [Media: ]]

コメント


GRB残光のライマンalpha線の反射は見えるか?(山崎)

Xu & Wu arXiv:1001.1815 [Media: ]]

コメント


accretion diskから落ちたガスのシミュレーション(村瀬)

Perna & MacFadyen arXiv:1001.1360 [Media: ]]

コメント


2010/1/4

prompt低エネルギースペクトル(と偏光)について(米徳、井岡)

Nakar, Ando & Sari arXiv:0903.2557 Wang et al. arXiv:0903.2086 [Media: ]]

コメント


残光onsetからもとめたGamma_0とE_isoとの相関(山崎)

Liang et al. arXiv:0912.4800 [Media: ]]

コメント


2009/12/14

早期残光のoptical偏光(井岡)

Steele et al. 2009, Nature 462, 767 [6] [[Media: ]]

コメント


GRB 090902Bのphotosphere解釈(井岡、中村:電話)

Ryde et al. arXiv:0911.2025 [[Media: ]]

コメント


WD+NS mergerがたくさんあると...(井岡)

Thompson, Kistler & Stanek arXiv:0912.0009 [[Media: ]]

コメント


2009/12/7

pair instability supernovaついに発見?それともluminous hypernova?(富永)

Gal-Yam et al. 2009, Nature 462, 624 [7] [[Media: ]]

コメント


低金属環境で起きた超新星(富永)

Young et al. arXiv:0910.2248 [[Media: ]]

コメント


TeV宇宙線の組成別スペクトル測定(川中)

Ahn et al. arXiv:0911.1889 [[Media: ]]

コメント


2009/11/30

高エネルギー宇宙物理学研究会回顧(井上、山崎、浅野)

高エネルギー宇宙物理学研究会

コメント


2009/11/16

Fermiシンポジウムの報告(山崎)

2009 Fermi Symposium Media:yamazaki_grb_091116.ppt

コメント


パルサーGeV光度曲線の最新観測 vs 理論(木坂)

Abdo et al. arXiv:0910.1608 Abdo et al. arXiv:0911.2412 Bai & Spitkovsky arXiv:0910.5740 arXiv:0910.5741 [[Media: ]]

コメント


2009/11/9

Fermiシンポジウムからのニュース(井上、河合)

Fermi Symposium 2009 talks

Fermiシンポジウムのプレゼンファイルを覗いてみた。GRB 090926は明らかにpromptの>100 MeV放射がある。 高銀緯GeV未同定の多くは電波でms パルサーが見つかった。スターバースト銀河M82、NGC253の中心部はTeVに続きGeVも見えた。 Cen Aの巨大電波ローブで数度に広がったGeV放射が見えている。Cyg X-3も光っているらしい、などなど。来週山崎君が補足。


Swift GRBでX線吸収から求まるcolumn density(中村)

Campana et al. arXiv:0911.1214 [[Media: ]]

コメント


最遠方のshort GRB 090426(中村、筒井)

Antonelli et al. arXiv:0911.0046 [[Media: ]]

コメント


マグネターが引き起こす超新星爆発(村瀬)

Kasen & Bildsten arXiv:0911.0680 Woosley arXiv:0911.0698 [[Media: ]]

コメント


SGR 1900+14の親星の質量(村瀬)

Davies et al. arXiv:0910.4859 [[Media: ]]

コメント


Cas A 中心の中性子星大気に炭素あり(村瀬)

Ho & Heinke arXiv:0911.0672 [[Media: ]]

コメント


2009/11/2

GRB GeV放射はexternal shock起源?(浅野)

Kumar & Barniol Duran arXiv:0910.5726 [[Media: ]]

Fermiで観測されたGeVのExtended Emissionは可視やXと共にシンプルな残光モデルで再現できる。 Ghirlandaグループと異なり、断熱モデルでOKのようだ。


WMAP hazeに対応するFermi LAT haze?(川中)

Dobler et al. arXiv:0910.4583 [[Media: ]]

コメント


銀河中心方向の拡散GeV放射はダークマター対消滅でよく合う??(井岡)

Goodenough & Hooper arXiv:0910.2998 [[Media: ]]

コメント


GRB発生率、光度関数の最新評価(村瀬)

Butler, Bloom & Poznanski arXiv:0910.3341 [[Media: ]]

コメント


2009/10/26

最遠方GRB 090423の電波残光:reverse shockの兆候(井岡)

Chandra et al. arXiv:0910.4367 [[Media: ]]

コメント


多成分ジェットからのorphan afterglowはどんなもの?(筒井)

[[Media: ]]

コメント


レーザー爆縮実験でX線天体光電離プラズマを再現(模擬ブラックホール?)(井上)

Fujioka et al. 2009, Nature Physics 1402 [8] arXiv:0909.0315 [[Media: ]]

コメント


HiResによる最高エネルギー宇宙線組成の結果(井上)

Abbasi et al. arXiv:0910.4184 [[Media: ]]

コメント


2009/10/19

GRB GeV放射の光度曲線:radiative残光の証拠?(井岡)

Ghisellini, Ghirlanda & Nava arXiv:0910.2459 [[Media: ]]

コメント


総研大スクール「銀河系とダークマター」の報告(井岡)

[「銀河系とダークマター」http://www-conf.kek.jp/thlec]

コメント


スターバースト銀河NGC 253からのTeVガンマ線の発見(井上)

Acero et al. 2009 Science, in press [9] arXiv:0909.4561 [[Media: ]]

コメント


|a|>MのKerr時空へのガス降着(川中)

Bambi et al. arXiv:0910.1634 [[Media: ]]

コメント


2009/10/5

GRB会議(The Shocking Universe)@べネチアの報告(井上)

The Shocking Universe: GRBs and High Energy Shock Phenomena in the Universe [[Media: ]]

観測の新結果はFermi(GRB 090902Bなどの低+高エネルギー超過、2つのGRBで~2-7 ksに及ぶGeV残光など)、 早期可視光残光での偏光の発見(GRB 090102で10%)、z=8.2 GRB 090423の電波・ミリ波検出(逆行衝撃波の兆候)、 short GRBの母銀河の系統的性質など。一方で理論はprompt放射機構を初め、よくわからなくて進展が鈍っている印象。 AmatiとPiranのバトルもあった。


2009年度前期

2009/9/7

Kerr black holeでの無限粒子加速(井岡)

Banados, Silk & West arXiv:0909.0169 [[Media: ]]

コメント


すごいチェレンコフ望遠鏡計画(井岡)

Tluczykont et al. arXiv:0909.0445 [[Media: ]]

コメント


数年のタイムスケールで変動する重力波優勢ブラックホール連星を探せ(井岡)

Loeb arXiv:0909.0261 [[Media: ]]

コメント


GRB 090510のGeV放射は残光?prompt?(浅野)

Ghirlanda, Ghisellini & Nava arXiv:0909.0016 [[Media: ]]

コメント


2009/8/31

ガンマ線以外で発見された相対論的速度成分を持つ超新星(井岡)

Soderberg et al. arXiv:0908.2817 [[Media: ]]

コメント


動き出したMAXI(河合)

MAXI homepage

順調に起動してfirst lightを迎え、多くの系内天体やAGNもちゃんと見えている模様。


残光の増光部分から見えたGRB 080710 (山崎)

Kruehler et al. arXiv:0908.2250 [[Media: ]]

コメント


prompt GeV 成分を持つshort GRB 090510とローレンツ不変性破れへの制限 (浅野、山崎)

Abdo et al. arXiv:0908.1832 [[Media: ]]

コメント


Pop III 連星形成 (井上)

Turk, Abel & O'Shea 2009, Science 325, 601 [10] arXiv:0907.2919 [[Media: ]]

宇宙論的AMRシミュレーションでPop III星形成を調べたら、それなりの頻度で連星もできそうなことがわかった。 (けどTom Abelらは以前、Pop IIIは"one star per halo"ってしきりに言ってなかったっけ?) ほんとならGRBを作る(星のコアで大きな角運動量を保ちながら外層をはぎ取る)のに都合がいいかも。


2009/8/10

陽電子超過は伝播中エネルギー損失のKlein-Nishina効果で説明できる?(井岡)

Stawarz, Petrosian & Blandford arXiv:0908.1094 [[Media: ]]

コメント


M87 TeVフレア時の電波VLBI観測(山崎)

Acciari et al. 2009, Science 325, 444 [11] arXiv:0908.0511 Media:yamazaki_grb_090810_2.ppt

コメント


プロンプト+残光の統一(?)モデルの検証(山崎)

Nardini et al. arXiv:0907.4157; Ghisellini et al. arXiv:0811.1038 Media:yamazaki_grb_090810_1.ppt

コメント


2009/8/3

z~2のIIn型超新星の発見(富永)

Cooke et al. arXiv:0907.1928 [[Media: ]]

コメント


Augerが異方性の議論に使っているわかりにくい統計量Rについての説明(村瀬)

Auger collaboration arXiv:0906.2347 [[Media: ]]

Rは異方性があるという仮説を検定するための統計量。ある値を超えると異方性があるという仮説が検定されたことになる。 現在Rの値は小さいので、到底仮説が正しいと言える段階ではない。そもそもpriorを使っているのでわかりにくい。 これらの点においてより完全であろう統計的議論についてはTakami et al., JCAP, 06, 031 (2009)などを参照。


最高エネルギー宇宙線の鉄優勢組成(残念?)モデル(村瀬)

Aloisio, Berezinsky & Gazizov arXiv:0907.5194 [[Media: ]]

ankleモデルとmixed compositionモデルが今まで提案されている。2nd kneeをtransition pointとするdipモデルがあるが、さらにhighestでFe-likeであるdisappointing modelをうちたてた。陽子モデルに比べてcosmogenic neutrinoなどの証明手段が期待できなくなるので嬉しくないのだが、一つの可能性として考えておかねばならないであろう。

コメント(井上): KASKADEの観測で10^{18} eV付近でも陽子優勢は否定されているはずだが...。 最高エネルギーで鉄優勢であっても、ごく少数のソースしか寄与していないなら 異方性はいずれ見えてソースが同定できる可能性がある。 銀河団では自然にそうで、AGN、GRBでもありうるかもしれないので、そこまで残念がらなくてもよい。 その場合、銀河 and/or 銀河間磁場について何らかの制限もできるはず。

コメント (村瀬) : 10^18eV付近はHiResの結果もあるしハドロン相互作用の不定性の問題があるので、KASKADEの主張を鵜呑みにするには時期尚早な感があります。やはりLHCとAugerの低エネルギー観測の結果がほしいですね。ソース密度が多い場合は残念なことになりますが、ソース密度がかなり少なくてよい場合(銀河団やごく一部のAGNやGRBのみがソースになっている場合)は確かに異方性はある程度出てもよいかと思います。一筋縄ではいかないと思いますが、今後磁場と絡めた議論は必然的にされていくことになるでしょうね。が、やはり光子やニュートリノ検出はなかなか難しそうです。銀河団なら期待が持てますが。


2009/7/27

第31回宇宙線国際会議@ポーランドの報告(井上)

31st International Cosmic Ray Conference [[Media: ]]

*TeVPA 2009@SLACのHP [12] に関連するプレゼンファイル多数あり

Fermiの新結果いろいろ(GRB以外にパルサー、SNR、未同定transient、系内+系外背景放射など)。 TeVガンマでスターバースト銀河の発見(VERITASでM82、HESSでNGC253)。 Augerの最新結果(異方性が弱まった、鉄っぽい組成のさらなる証拠)、HiResの最終結果(Augerと逆だがほんと?)、TAの結果少しだけ。 PAMELAのより広帯域での反陽子の結果などなど。


2009/7/13

Fermiで見たGRBとスペクトル-光度相関(筒井)

Amati, Frontera & Guidorzi arXiv:0907.0384 [[Media: ]]

コメント


すざくで見たHESS未同定源(井岡)

The Energetic Cosmos: from Suzaku to Astro-H [[Media: ]]

コメント


2009/7/6

すざく国際会議の報告(川中)

The Energetic Cosmos: from Suzaku to Astro-H [[Media: ]]

コメント


新しいHESS未同定天体(山崎)

Tibolla et al. arXiv:0907.0574 [[Media: ]]

コメント


ATIC電子超過はFermiで否定されたわけじゃない?(山崎)

Israel Physics 2, 37 (2009) [13] [[Media: ]]

コメント


ブラックホールができるときkickを受けるか?(山崎)

??? et al. [arXiv: ] [[Media: ]]

コメント


2009/6/29

ガスの加熱効率が異様に低い(=宇宙線加速効率が異様に高い?)超新星残骸(山崎)

Helder et al. arXiv:0906.4553 [[Media: ]]

コメント


太陽黒点数の最近の動向(寺沢)

柴田一成氏のプレゼンより [[Media: ]]

最近太陽の黒点数がかなり少なめ。小氷河期が来る??


異方性が強いSN Iaの残骸:また新種の爆発?(村瀬)

Chandra homepageより [14] [[Media: ]]

コメント


2009/6/22

Augerの最新観測結果超速報(山本)

Auger collaboration arXiv:0906.2347 arXiv:0906.2189 arXiv:0906.2319 arXiv:0906.2354 その他

詳細は7月のICRCで。


新種の爆発天体?(富永)

Perets et al. arXiv:0906.2003 [[Media: ]]

白色矮星のaccretion-induced collapseもしくはHe detonationによる爆発が見つかった?


KIAA Program on GRB Physics@北京の報告(井岡)

KIAA Program on GRB Physics Media:KIAA09.pdf

コメント


2009/6/15

宇宙最遠天体 z~8.2 GRB 090423の分光観測(井上)

Tanvir et al. arXiv:0906.1697 Salvaterra et al. arXiv:0906.1698 [[Media: ]]

得られたスペクトルの精度が足りず、z~8.2であること以上はあまり言えなかった模様。 しかし今後に向けての重要な一歩。


Augerの最新観測結果速報(村瀬、寺沢)

Auger collaboration arXiv:0906.2347 arXiv:0906.2319 [[Media: ]]

コメント


2009/6/8

コクーン放射の逆コンプトンでGeVラグを説明(山崎)

Toma, Wu & Meszaros arXiv:0905.1697 Media:toma090608.pdf

コメント


超新星タイプ別頻度の金属量などに対する依存性(富永)

Boissier & Prantzos arXiv:0905.3986 [[Media: ]]

コメント


X線と可視光で相関したフレアがあるXRFの残光(山崎)

Kruehler et al. arXiv:0903.1184 Media:yamazaki_grb_090608.ppt

コメント


GRB 080916CのGeV放射は外部衝撃波起源(村瀬)

Kumar & Duran arXiv:0905.2417 [[Media: ]]

コメント


2009/6/1

BATSEとSwiftで比べたGRB継続時間の分布(中村)

Huja, Meszaros & Ripa arXiv:0905.4821 [[Media: ]]

BATSEの時と違い、Swiftでは継続時間分布でshortがはっきり分かれて見えない。 この著者たちはそれでもlong以外にshortとintermediate、全部で3グループあると主張しているが。来週筒井君が詳しく解説?


裸眼GRB 080319Bのprompt optical放射で周期性が見えた?(中村)

Beskin et al. arXiv:0905.4431 [[Media: ]]

GRB 080319BのTORTORAによるoptical光度曲線を詳しく解析すると~1 secの周期性がある? さらにSwiftガンマ線とopticalの変動の間に~2 secのラグも。


V/V_maxとE_peakの間の相関(山崎)

Schmidt arXiv:0905.2968 [[Media: ]]

コメント


GRBで宇宙暗黒時代を探る:EXIST衛星に向けてのwhite paper(井上)

McQuinn et al. arXiv:0902.3442 Media:Astro2010_hizGRB.ppt

たくさんのhigh-z GRBについて即時光赤外分光観測ができるようになれば、 宇宙再電離や初代星形成の理解が大きく進むと期待される。 それが主目的のEXIST衛星を上げよう。


z=8.2 GRB 090423 VLT/ISAAC分光観測のpreliminary報告(井上)

Berger (APS May 2009 Meetingでのプレゼン) [15]

スペクトルについて、まだCCD上の生の画像しか見れないが、 z=8.2でLyman breakがあり、熟練者が見るとdamping wingもありそう、ということ。 金属線は大気夜光が多くて難しそう。


2009/5/18

GRB 090510について(みんな)

情報源: GCN、Jochen GreinerのHP [16] など

継続時間~<0.5 secの純粋なshort GRBで、LATでも受かってるらしいが詳細は不明。 z~0.9でrest frame E_peak~8.4 MeVは史上最高。E_iso~3.8e52 ergでAmati関係には載らない。 X線残光にはT~1500 secにjet breakっぽいものあり。 short GRB起源のロゼッタ・ストーンとなるか?


電波銀河NGC 1275 (Per A) のFermiによる観測(浅野)

Abdo et al. arXiv:0904.1904 [[Media: ]]

非相対論的なジェットしか観測されていない、コンパクトな電波銀河からのGeV検出。ペルセウス銀河団の真ん中にある、巨大楕円銀河。電波の長期変動と相関か。


太古の巨大ライマンαエミッター「ヒミコ」の発見(浅野)

Ouchi et al. arXiv:0807.4174 [[Media: ]]

z=6.6にある10^10太陽質量のガスを持つ、この時代の最大のライマンαエミッターを見つけた。CDMモデルと矛盾するほどでかいというわけではないようだ。


2009/5/11

続・z~8.2 GRB 090423について(井上)

情報源: GCN、Jochen GreinerのHP [17] など

mm波残光の検出、short+extended emission typeである可能性など


宇宙線関連ニュース@American Physical Society meeting(井上)

Nature reporter's blog [18]

Abdo et al. arXiv:0905.0025 Aharonian et al. arXiv:0905.0105

減った(消えた?)AugerのAGN相関、Fermiで減った(が微妙に残っている?)電子超過、 IceCubeがミューオンで見た月の影など


マグネターについて最近の進展(山崎)

Mereghetti arXiv:0904.4880 Media:yamazaki_grb_090511.ppt

コメント


陽電子超過も単に陽子の見間違い?(中村)

Schubnell arXiv:0905.0444 [[Media: ]]

陽子の混入が3x10^{-4}の割合あればPAMELAの結果は説明できてしまう。 しかし鳥居さんによるとそこまで間違うことはないだろう、ということ。


メーザー源銀河のセファイドで距離ハシゴを更正して決めたハッブル定数(中村)

Riess et al. arXiv:0905.0695 [[Media: ]]

NGC 4258はメーザー源を利用して精度よく距離が決まっている銀河。 そこのセファイド変光星観測で距離ハシゴを更正し、母銀河でセファイドが観測されているSN Iaへとつなぐことで、 (LMC距離の不定性に依らずに)ハッブル定数が4.8 %の精度で決められる。


2009/4/27

祝・最遠方到達!!z~8.2のGRB 090423について(井上)

情報源: GCN、Jochen GreinerのHP [19] など

ついにGRBが天下を取った! まずGemini-NorthなどがJバンドより赤い側のみで検出、 その後のTNGによる低分散分光z~8.1、VLT/ISAACによる暫定の分光z~8.2は GRONDによる測光z=8.0+0.4-0.8と無矛盾(すばるはSuprime-Camが着いてて残念)。 promptはT(obs)~20s、E_iso~1.0e53 erg、peak L_iso~1.9e53 erg/sでごく平均の明るさ、 E_peak(rest)~746 keVでAmati、米徳関係どちらにも載る。 残光も特に明るいわけではないようだが、VLTでどれだけのスペクトルが取れているのか? X線吸収NH~2.9e+20 cm^-2で、Galacticに加えてlocalに大きな吸収があるかも? 次の目標はz>10!!


筒井プレーンのoutlier?について(筒井)

コメント


2009/4/20

ATICの電子超過は単に陽子の見間違い?(川中)

Fazely et al. arXiv:0904.2371 Media:20090421grbsemi.ppt

ATICによる電子・陽電子フラックスの測定において、陽子起源の検出器中のカスケードの一部を電子起源として誤認している可能性を指摘。GEANT-3.21等のシミュレーションコードを用いてカスケードの様子を再計算し、考えられる陽子の寄与を差し引いて電子スペクトルを描き直してみたところ、300-800GeVにおけるフラックスの超過はかなり抑えられたようだ。しかし、スペクトルに構造が残っているようにも見えるので何とも言えない。今後の測定においても同じ問題がついてまわるし、しばらくこの話に決着はつかないのでは?


ダークマターで陽電子超過と宇宙再電離の一石二鳥(川中)

Belikov & Hooper arXiv:0904.1210 [[Media: ]]

ダークマターの対消滅起源のガンマ線及び電子による宇宙再電離を考察。特に電子がCMBをコンプトン散乱することによってできる比較的低エネルギーのガンマ線が電離によく寄与することを示し、z~6までで十分な電離度が稼げることを示した。このとき仮定した反応断面積(boost factor~100)でPAMELAやATICのデータも説明できると指摘。


陽電子超過その他の観測はダークマターでもパルサーでも説明できる(川中)

Barger et al. arXiv:0904.2001 [[Media: ]]

PAMELA/ATIC/H.E.S.S.による電子・陽電子フラックスの超過、銀河中心に見えるWMAP hazeと呼ばれるGHz電波成分, Fermi LATで見えた銀河内の拡散GeVガンマ線フラックスの全ては、ダークマターの対消滅・崩壊のモデルでも、パルサーからの電子・陽電子放射を考えたモデルでも矛盾なく観測と合わせられるらしい。特に拡散ガンマ線の話では、「ダークマター説はさあ困った」と思われていたのだが、彼らの計算によるとダークマター起源の成分は銀河中心を見ない限りそこまで強くならないらしい。FermiのスペクトルはまだarXivにすら上がっていなかったはずと思ったら、研究会のホームページに上がっているpptファイルが引用元だった件。


遠赤外背景放射は主にz>1.2の遠方銀河が起源(井上)

Devlin et al. 2009, Nature 458, 737 [20] arXiv:0904.1201 [[Media: ]]

コメントは後ほど


2009/4/13

GRB 041219Aのprompt偏光検出?(浅野)

Götz et al. arXiv:0903.1712 [[Media: ]]

INTEGRALにより数十パーセントの強い偏光が示唆される。この衛星は偏光検出用にデザインされているわけではないので、将来の追試が望ましい。


ジェット横方向膨張と残光ブレイクの流体シミュレーション(浅野)

Zhang & MacFadyen arXiv:0902.2396 [[Media: ]]

ジェットブレークは解析的な予言と「若干」違う。一つは解析的な方が理想化しすぎの部分もあるだろうし、流体シミュレーションにおける初期条件などの問題もあるだろう。だが大枠では解析的なものとそう変わらない。ジェットブレークがある以上、観測にはかかるはず。(でもないGRBもある...)


z=6.42のクエーサーでkpcスケールの巨大スターバースト(浅野)

Walter et al. 2009, Nature 457, 699 [21] arXiv:0902.0662 [[Media: ]]

1000 太陽質量/yr/kpc^2という巨大な星生成率が確認。これほどの宇宙初期にも。このような天体からのGRBは???


電波銀河ローブ内でのUHECR統計加速について(村瀬)

Fraschetti & Melia arXiv:0809.3686 O'Sullivan, Reville & Taylor arXiv:0903.1259 [[Media: ]]

コメント


無衝突衝撃波におけるイオン加速が見えた?(村瀬)

Martins et al. [Astrophysical Journal Letters 695 (2009) L189-L193] [[Media: ]]

コメント


巨大ブラックホールのHR図?(中村)

Feoli & Mancini arXiv:0904.1574 [[Media: ]]

コメント


2009/4/6

pp二次粒子の加速で陽電子超過を説明(井岡)

Blasi arXiv:0903.2794 Media:PAMELA_Blasi.ppt

コメント


high metallicityのdark GRB 母銀河(山崎)

Graham et al. arXiv:0903.5544 [[Media: ]]

コメント


Klein-Nishina loss効果でprompt 低エネルギースペクトルを再現(井岡)

Wang et al. arXiv:0903.2086 Nakar et al. arXiv:0903.2557 Media:GRB080916C_wang.ppt

コメント


Cen AのHESSによるTeVガンマ検出(井上)

Aharonian et al. arXiv:0903.1582 Media:HESS_CenA.ppt

一番近いAGNで電波銀河のCen Aから弱いTeVガンマ線が受かった(120時間で5.0 sigma、8 mCrab、L~2.6x10^39 erg/s)。 点源(といってもinner kpc jetを含む範囲)と無矛盾、激しい時間変動は見えていない。 起源はいろいろな可能性があるが、こんな暗いのが見えるようになったのもすごい。将来のCTAなどにもっと期待。