日時場所
2018年2月10日(土)-2月12日(月) 広まちづくりセンター5F 会議室503
目的
本研究会は、宇宙初期の天体形成・進化に関しての研究の現状を総括し、 研究をさらに発展させることを目的に、毎年開催しているものです。 初代星・初代銀河に限らず、巨大ブラックホールの起源およびその成長や 宇宙再電離、ライマンアルファ輝線天体・ガンマ線バーストなどの高赤方偏移天体、 現在のハローや矮小銀河中の低金属星など初期宇宙と密接に関連した 天体についても、理論・観測を問わずに議論する研究会と位置付けています。 さらに、2015年以降重力波源として観測されているブラックホール連星合体や 中性子星連星合体は、初代星起因の天体という指摘や、rプロセス元素の源と 考えられており、ますます研究の幅が広がってきています。 理論・観測のレビュー講演も予定していますので、この分野に興味を持っていて、 今後、研究を始めたいと思っている方々の参加も歓迎します。 (この研究会は同テーマで例年開催しているものです; 右のリンク参照)
招待講演者
- 須佐元 (甲南大学):初代星形成
- 平野信吾 (テキサス大学):超巨大ブラックホール形成
- 長島雅裕 (文教大学):銀河形成
- 清水一紘 (大阪大学):銀河形成
- 井上剛志 (名古屋大学):星形成
- 千秋元 (甲南大学/ジョージア工科大学):金属欠乏星
- 本田敏志 (兵庫県立大学):金属欠乏星
- 衣川智弥 (東京大学):重力波
- 久徳浩太郎 (KEK):重力波
- 小野宜昭 (東京大学):High-z銀河観測
- 廿日出文洋 (東京大学):High-z銀河観測
- 松岡良樹 (愛媛大学):High-z QSO観測
- 釣部通 (茨城大学):連星系形成
研究会世話人
- 梅村雅之 (筑波大学)
- 大向一行 (東北大学)
- 須佐元、冨永望 (甲南大学)
- 細川隆史 (京都大学)
- 町田正博 (九州大学)
- 吉田直紀 (東京大学)
- 川勝望、小林正和 (呉高専、LOC)
連絡先
冨永望
甲南大学理工学部物理学科 / 理論研究室
tominaga_あっとまーく_konan-u.ac.jp
INFORMATION
- 2018-1-19
-
参加申し込みを締め切りました。参加者リストをupしました。
- 2018-1-29
プログラムをupしました。
SUPPORTED BY
- 新学術領域研究(研究領域提案型)
「重力波物理学・天文学:創世記(総括班)」 (代表 田中貴浩) - 科研費基盤(B) 「一般相対論的輻射流体によるブラックホール 超臨界降着流と超大質量星の研究」 (代表 梅村雅之)
- 科研費若手(A) 「原始銀河における低金属量大質量星形成過程の研究」 (代表 細川隆史)
- 東北大学 学際科学フロンティア研究所研究費 (矢島秀伸)