ランチセミナー

日時:毎週金曜日午後12時30分より
場所:5階講義室(501)


2008年度後期

2009/02/20(村瀬さん)FermiによるGRB080916Cの観測

2009/02/13(村瀬さん)Fermiの観測したソースに関する最新成果

2009/02/13(村瀬さん)Fermiの観測したブレーザーに関する最新成果

2009/02/13(武藤さん)惑星形成についての国際会議の総合報告

2009/01/30(村瀬さん)ワークショップ「High-Energy Gamma-rays and Neutrinos from Extra-Galactic Sources」の報告(続)

2009/01/30(村瀬さん)XMM-NewtonによるAXPの長期観測

2009/01/30(村瀬さん)Suzakuによる新SGRの発見

2009/01/23(村瀬さん)ワークショップ「High-Energy Gamma-rays and Neutrinos from Extra-Galactic Sources」の報告

2009/01/16(村田さん)特異点研究会報告

2009/01/16(武藤さん)ダスト冬の学校報告

2009/01/09(村瀬さん)オールト雲からの背景ガンマ線

2008/12/26(武藤さん) Torque Reversal of 4U1907+09

周期8日のBlue Super GiantとのBinaryになっている周期400秒のパルサーの周期が、速くなったり遅くなったりしている。 これは、Accretionによりスピンアップ、磁気圏と降着円盤の摩擦でスピンダウンの両方の効果を受けるパルサーが、 降着円盤の不安定星でブレーキレートが変化するとかで、加速フェイズも減速フェイズにもなるという話。

惑星形成の文脈で、中心星と磁場、原始惑星系円盤という道具立てておなじ現象ができ、 Line Profileをフィットできるので、かなり解析が進んでいる。。


2008/12/26(村瀬さん)A Turbulent Model of Gamma-Ray Burst Variability

internal shock model に代わる新しいモデルを提唱。 Naked Eye GRB では、$\frac{\epsilon_c }{\epsilon_B} \sim 10$で、この効率比は1 zoneのinternal shock modelでは説明ができない。

arXiv:0812.0018

GRBからのジェットの中でγ = 10くらいの乱流がはたらいている。


ガス圧駆動の乱流の速度は$1/\sqrt{3} c$程度までしか行かない。しかし、無衝突過程を介した電磁気的不安定星ならあるいは、 γ = 10に至れるかもしれない。

2008/12/26(棚橋)RS-IIブレーンに局在する静的解はなかった?

ブレーンに局在するブラックホールの解を求めようとして、精度を上げたところ失敗した。 残念ながら数値計算が失敗した場合は、コードのバグから理論的示唆まで可能性があるので残念。

11/14(佐藤 真希)PSR 0737-3039 A/Bによる Chern-Simons modified gravityの制限

arXiv:0810.5541

Double binary pulsar (連星中性子星の両方がパルサーである天体)がはじめて観測された。 このおかげで、一般相対論へのパリティ対称性を破るような補正の小ささが従来の1010倍も精度よく決まった。


11/14(筒井 亮)Gamma Ray Burst Symposium 2008

11/07(棚橋 典大)数値相対論夏の学校

http://www.ksc.re.kr/kcnr/26thNR.htm

11/07(高本 亮)7 years result of AMANDA

IceCubeと同じSiteに建造されたテスト装置。 1011eVくらいのニュートリノを見つける。 天体との相関がみえてきた??


arXiv:0810.4513


10/31(井上)PAMELAによるpositron excessの発見とそれにまつわる宇宙線伝播の話いろいろ

arXiv:0810.4995

宇宙線の伝播過程で、ハドロン同士の衝突でpositronが生成される。 PAMELAは今までに無い高エネルギー側のpositronを計れる。

モデル依存性もあるんだが、高エネルギーprotonがモデルでは対応できないほど高い。 DMの対消滅ではないかとすら言われているが、案外近くにパルサーがあるとかいうオチではないかと思われる。その場合、100pc以内にあるパルサーの数は限られていることから、異方性が観測できるかもしれない。

10/31(棚橋)KEK高次元BH学会報告

media:Lunch 081031.pptx

10/24(武藤)木星のトロヤに地球がある

Standing on the shoulders of giants

arXiv:0810.3192

10/24(町田)Brown Dwarfと木星の境目は何か

10/24(瀬戸)GLAST(Fermi)は1日に1回くらいGRBを受けている

10/17(高本 亮) 中性子星類

クオーク星 media:20081017lunch.ppt

中性子星の表面は中性子殻、その下は超流動中性子で、真ん中にQuark核がある Quarkはガンマ~4/3なので、Quark核は不安定だと思うんだけどなあ。

TOV方程式

中性子星を自由なフェルミ粒子だと思うと中性子星の質量の上限は0.7M_sunになる。

Neutron Quark star Strange starとなるにつれて、バリオン数100万程度の原子核が存在しうる、 1つのBagにたくさんのクオークを格納できることから密度は上がり、最大質量は下がる


Pulsar timing と そのずれ。

中性子星のvortex crip理論 中性子星内部のスピン自由度と中性子星のマクロな自転が磁場を通じてカップルしている。 その結果、パルサーの回転タイミングがすこしずれる。Glitchのいろんなパターンから、内部状態を 説明できる。


10/03(中村卓史) 8M~12Mの恒星の末路は?

12M を超えているとSNeをおこしてBH,NSになることはしられている。 8M以下なら白色矮星がのこる。 じゃあ8M~12Mの恒星は?

答え:electron captureが始まって電子の数が減ることで、 電子の縮退圧が下がり、やっぱりCollapseする。 このときは球対称の計算でも爆発させることができる。㌧㌦

e-captureの計算の困難:原子核内の準位を正確に知ってないとできない。

観測的対応物


10/03(石津尚喜) Dust Settling in Magnetorotationally-Driven Turbulence I

ダストからガスへの反作用を入れたダスト成長の数値計算をやってみた。 arXiv:0810.0246


2008/10/03(高本亮) ついに念願のイベントホライズンのサイズを捕らえたぞ!

Summer Institute 2008 山内 大介

M2-brane Low Energy Effective Actionがわかった。

arXiv:0807.2911は大人気

Blackfold・・・球の表面だけブラックホールという解。

太陽系外惑星をとらえた?! 町田 正博

2008/09/20、直接撮像で惑星を狙え。

恒星の周りにはじめて星を捉えた。13 Jupiter Mass以下なら重水素に点火しない。 観測されたスペクトルをいろんな星との理論スペクトル(Dustyモデル)と比較すると、8 Jupiter Massであることがわかった。

とはいうものの、本当は<meta>20M_J</meta>のスペクトルの方がもっともらしい。20Mのほうのスペクトルは、短波長側が観測より過剰なんだが、ダストによる吸収とかを考えるとぴったりあわせられる。8 Jupiter Massといっているのは政治的理由であろう。

スペクトルから年齢もわかって、主星とおなじ年齢らしい。

重力に捕らえられているかどうかは、Proper Motionで2,3年以内に決着がつくだろう。

林モデルでは、通常このえんに惑星はできない。

2008年度前期

2008/07/25(井上進)

ハイデルベルク・ガンマ線会議の報告(井上)

Heidelberg International Symposium on High Energy Gamma-Ray Astronomy Media:HDgamma08_report.ppt

HESSのSN1006検出、MAGICのCrabパルス検出、AGILEの未同定transient発見、などなど。 タイミング的にはHESSとGLASTの谷間だったが、予想外に面白い結果がいろいろあった。

2008/07/25(村主)

AstroSim学会報告

media:2008-astrosim-Summary.ppt


2008/06/13(武藤)

2008/05/30(村瀬)The Cassiopeia A Supernova Was of Type IIb

2008/05/23(棚橋)Quantum Black Holes, Braneworlds and Holography

media:Quantum Black Holes, Braneworlds and Holography HOUKOKU.pptx


2008/05/16(武藤)DARWIN - A Mission to Detect, and Search for Life on, Extrasolar Planets

arXiv:0805.1873 media:2008-muto-Darwinmission.ppt